2010年、母を海洋散骨で見送ってから、もう15年が経ちました。
横浜の海で、親族と母の友人たちと一緒に、ゆっくりと別れを告げた一日。場所や風習、家族に縛られたくない――母自身の意志を叶えてあげられた、今でも一生の思い出として残っているお別れです。
私は看護師として、がん化学療法室に勤務し、緩和ケアにも携わってきました。たくさんの患者さんとそのご家族の「最期の時間」に立ち会ってきた経験があります。そして自分自身も、母を膵臓がんで看取った娘でもあります。
「お墓を残したくない」「家族に迷惑をかけたくない」
そう願う方や、その想いを受け止めようとするご家族へ。
業者選びや費用、当日の流れ、そして「散骨してよかったのか」までを、看護師として、娘として、私自身の言葉で正直にお伝えしたくて、この体験記を作りました。
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