業者比較 2026.07.05 読了 13分

シーセレモニーの口コミ・評判はどう?母を散骨で見送った看護師が公式情報から検証【2026年版】

海洋散骨のシーセレモニーの口コミ・評判が気になる方へ。母を海洋散骨で見送った経験のある看護師が、公式サイトで確認できる船ごとの料金・粉骨費用・キャンセル料と、他社との総額の比較をもとに、よく見かける評判の論点と、申し込む前に確認しておきたい点を正直に検証しました。

「シーセレモニーの口コミや評判って、実際のところどうなんだろう」

資料請求や申し込みを考える段階になると、そんなふうに検索したくなりますよね。大切な方のお見送りを任せる相手ですから、慎重になるのは当然のことだと思います。

このページでは、看護師として終末期に関わってきた私が、母を海洋散骨で見送った経験をふまえて、海洋散骨業者のシーセレモニー(株式会社SEA STORY運営)を検証してみました。

最初に正直にお伝えしておくと、私自身がシーセレモニーを利用したわけではありません。ですのでこの記事は「利用してみた感想」ではなく、公式サイトで確認できる料金やプラン、キャンセルの決まりなどを、散骨を経験した遺族の目線でひとつずつ確かめていく形でお伝えします。ネット上の口コミをそのまま転載することもしていません。

料金は、すべて2026年10月8日時点で公式サイトに書かれていた金額です。

結論:少人数で船を貸し切りたい方には、有力な候補です

先に総評からお伝えします。

シーセレモニーは、自社所有のクルーザーが多く、6名から8名ほどの少人数なら、船を1隻貸し切っても比較的おさえた料金で見送れることが、はっきりした強みだと感じました。料金に含まれるものも具体的に書かれていて、比較の土台に載せやすい業者です。

一方で、乗船するプランは粉骨費用(ご遺骨をパウダー状にする作業の費用)が別にかかります。土日祝の追加料金や、早い時期からかかるキャンセル料も、表示価格だけを見ていると見落としやすいところです。このあたりは後半で正直にお伝えしますね。

シーセレモニーの基本情報(2026年10月時点)

まず、公式サイトで確認できた基本情報を整理します。

項目内容
運営会社株式会社SEA STORY(東京都港区)、2009年設立。海洋散骨は2012年から
実績年間1,400名以上の海洋散骨(同社の案内ページより)
主なプランと料金ファミリー散骨(貸切)165,000円〜/合同乗船散骨 176,000円/代理散骨 55,000円〜(いずれも税込)
別にかかるもの乗船するプランは粉骨費用 33,000円(1柱あたり・税込)
船自社所有のクルーザーが中心。東京・横浜だけで6名乗りから200名以上乗れる船まで
対応エリア全国の海+海外(ハワイ・グアム・バリ島など)
保険船客保険・旅行業保険・事業活動包括保険の3つに加入(散骨料金に保険料を含む)
加盟団体一般社団法人日本海洋散骨協会、全国海洋散骨船協会 ほか
Googleの口コミ4.8(262件・2026年10月8日に確認)
相談の方法電話・LINE・Webフォーム・港区のショールームでの対面相談。パンフレット(PDF)は無料でダウンロードできます

※代理散骨(他社では代行散骨とも呼ばれます)とは、ご家族は乗船せず、業者が代わりに散骨をおこなうプランのことです。 ※粉骨とは、ご遺骨をパウダー状に細かくする作業のことです。海洋散骨では、粉状にしてから海に還すのが一般的な進め方になっています。 ※柱(はしら)とは、お一人分のご遺骨を数える単位です。 ※料金やプラン内容は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認くださいね。

料金プランを、総額で見てみます

ファミリー散骨(船を1隻貸し切り)

船の定員までなら、何名で乗っても料金は変わりません。乗る人数に合わせて船を選ぶ形です。東京と横浜の、主な船の料金を並べてみます。

エリア・船平日土日祝の追加定員
東京・アニー号165,000円+33,000円6名
東京・シーストーリー号187,000円+33,000円8名
東京・ミッドブルー号297,000円+55,000円15名(16人目から1名11,000円で20名まで)
横浜・アディーム号165,000円+33,000円6名
横浜・サニー号187,000円+33,000円8名

※いずれも税込です。このほかに、粉骨費用が1柱33,000円かかります。 ※所要時間は、東京がおよそ90分、横浜がおよそ60分です。

料金には、船の貸し切り、散骨セレモニーの進行、献花用の花びら、献酒用の日本酒、飲み物、写真撮影(データでお渡し)、散骨証明書、桟橋の使用料が含まれています。散骨証明書には、散骨をおこなった場所の緯度・経度と時間が記録されます。

ひとつ気づいたこととして、公式サイトのトップページではファミリー散骨が「154,000円〜」と表示されていますが、船ごとの料金表では、いちばん安い船が165,000円でした。どの船がいくらになるのかは、見積もりのときに確認しておくと安心です。

合同乗船散骨(乗り合い)

いくつかのご家族が同じ船に乗り合わせて、1組ずつ順番に散骨をするプランです。

料金は176,000円(税込)で、乗れるのは1組2名まで。3人目からは、1名につき11,000円(税込)で追加できます。こちらも粉骨費用33,000円が別にかかります。

出航は毎月1回で、東京が第3日曜、横浜が第2日曜、どちらも14時から16時の2時間です。2026年11月は、千葉と横須賀の日程も公式サイトに載っていました。

代理散骨(立ち会わずにおまかせ)

東京・横浜・湘南は55,000円、大阪・高松・沖縄やそのほかの国内は77,000円、ハワイは132,000円です(いずれも税込)。

代理散骨は、1柱分の粉骨費用が料金に含まれているのがありがたいところです。日時の指定はできず、東京はおおむね月2回、横浜は月1回の実施です。

粉骨費用を足すと、こうなります

お一人分(1柱)を東京の平日で見送る場合で計算すると、次のようになります。

プランプラン料金粉骨費用合計
ファミリー散骨(アニー号・6名まで)165,000円33,000円198,000円
ファミリー散骨(シーストーリー号・8名まで)187,000円33,000円220,000円
合同乗船散骨(2名まで)176,000円33,000円209,000円
代理散骨55,000円込み55,000円

※いずれも税込です。土日祝や、ご遺骨の状態によっては、ここから上がります。

ここで目を引くのは、平日なら、6名乗りの船を貸し切るほうが、乗り合いの合同散骨より総額がかえって安くなることです。合同散骨は日曜の出航なので、同じ日曜に貸し切ると土日祝の追加料金がかかり、合同散骨のほうが安くなります。3人以上で乗るなら、合同散骨は1人11,000円ずつ上がっていくので、少人数のご家族なら最初から貸し切りで見積もってもらうほうが、気兼ねなく過ごせるかもしれません。

墓じまいのあとのご遺骨は、洗浄と乾燥が必要なことがあります

お墓に納められていたご遺骨や、湿気のある場所で長く保管されていたご遺骨は、水分を含んでいることがあります。その場合は粉骨の前に洗浄と乾燥が必要で、追加の費用がかかると書かれています(乾燥は+11,000円)。

墓じまいなどで何人分ものご遺骨がある場合は、数量に応じた割引があるそうなので、まとめて見積もりを出してもらうのがいいと思います。

よく見かける良い評判の論点を、確かめてみました

論点1:「自社クルーザーだから安心」は本当?

公式サイトには、自社所有のクルーザーを中心に散骨を実施していると書かれています。運営会社は、散骨のほかに貸切クルージングや船の保守管理も事業にしている会社です。会社の資料では、小型船舶の免許を持つスタッフが8名、航海士と機関士が2名ずつ在籍していると公開されていました。

散骨当日のご家族は、思っている以上に緊張しています。母のときも、散骨の場所に着くと業者の方が船を止めて、進め方をていねいに説明してくださいました。船とスタッフが落ち着いていることは、ご家族の心の余裕にそのままつながるので、ここは大事に見てよいポイントだと思います。

論点2:「料金に何が含まれるかが分かりやすい」

ファミリー散骨には、献花・献酒・飲み物・写真・散骨証明書・桟橋の使用料まで含まれていると、プランのページにひとつずつ書かれていました。

散骨の見積もりでいちばん不安になるのは、「あとから何か足されるのではないか」という点です。含まれるものが具体的に書かれていると、ほかの業者と並べて比べるときの土台になります。ただし、乗船するプランの粉骨費用は別なので、比べるときは必ず足して考えてくださいね。

論点3:「対応エリアが広い・海外でも散骨できる」

国内は北海道から沖縄まで、海外はハワイ・グアム・バリ島などに対応しています。代理散骨なら、ハワイの海への散骨を132,000円(税込)で頼めます。

「旅行が好きだった家族を、思い出の海に還したい」という願いに応えられる業者は、多くありません。選べる海の幅が広いことは、それだけお別れの形の選択肢が広がるということなので、ここも確かな特徴だと思います。

論点4:「口コミの評価が高い」

Googleの口コミは、2026年10月8日に私が確認したとき、評価4.8、262件でした。件数がある程度たまったうえで高い評価が続いているのは、ひとつの安心材料だと思います。

ただ、口コミは高い評価だけを読んでいても、相性までは分かりません。Googleの口コミは低い評価の順に並べ替えることもできるので、気になる方は、低い評価に何が書かれているかもあわせて見てみてください。

ほかの業者と比べると、どうか

シーセレモニーを検討している方が、あわせて調べることの多い2社と、総額で並べてみました。粉骨費用を足した、お一人分(1柱)の金額です。

プランシーセレモニー(東京)ブルーオーシャンセレモニー(東京)みんなの海洋散骨
代理・代行散骨55,000円88,000円44,000円〜
合同乗船散骨(2名まで)209,000円198,000円132,000円〜
貸し切り(最安プラン)198,000円(6名まで)330,000円220,000円〜

※いずれも税込で、粉骨費用を足した金額です。貸し切りは平日の料金です。合同乗船散骨は、シーセレモニーは日曜開催の料金、ブルーオーシャンセレモニーは平日(水曜)の便の料金で、日曜の便は187,000円(粉骨込みで220,000円)になります。ブルーオーシャンセレモニーは2026年10月1日、ほかの2社は2026年10月8日に公式サイトで確認しました。 ※みんなの海洋散骨は粉骨費用込み・土日祝も同じ料金で、海域によって料金が変わります。貸し切りの220,000円〜のプランは、献花と献酒を自分で用意する形です。乗れる人数の条件はプランによって違うので、公式サイトで確認してください。

こうして並べると、シーセレモニーがいちばん強いのは、平日の少人数での貸し切りだと分かります。土日祝は追加料金がかかるため、土日祝も同じ料金のみんなの海洋散骨のほうが安くなることがあります。反対に、立ち会わずにおまかせする代理散骨や、乗り合いの合同散骨で費用をできるだけ抑えたいなら、みんなの海洋散骨のほうが安くなります。

それぞれの業者は、同じ目線で検証したブルーオーシャンセレモニーの口コミ・評判とみんなの海洋散骨の口コミ・評判にくわしくまとめています。

資料請求・お見積もりは無料のところがほとんどです

シーセレモニー公式サイトを見る→ PR

気になる点・申し込む前に確認したい点

ここからは、公式サイトを読み込んで「ここは事前に知っておいたほうがいい」と感じた点を、隠さずお伝えします。どれも「悪い」というより、総額や日程を考えるうえで見落としやすいポイントです。

1. 乗船するプランは、粉骨費用33,000円が別にかかります

ファミリー散骨や合同乗船散骨では、粉骨費用として33,000円(税込)が表示価格とは別にかかります。ご遺骨が水分を含んでいる場合は、乾燥にさらに11,000円(税込)かかることもあります。

ご自宅までご遺骨を受け取りに来てもらう場合は、東京23区内で22,000円(税込)の出張費がかかります。打ち合わせのときに持ち込むか、ゆうパックで送ることもできるので、ご家族の負担の少ない方法を選んでくださいね。

ちなみに、電車の広告から案内しているページには、粉骨込みで187,000円の乗船散骨プランが載っていました。通常の料金表とは条件が違うようなので、気になる方は、どちらが自分に合うのかを問い合わせのときに聞いてみてください。

2. 土日祝は、船によって追加料金がかかります

ファミリー散骨は、土日祝に出航すると追加料金がかかります。東京・横浜の船では33,000円から66,000円ほどで、船によって違います。小さな船でも44,000円の船があり、横須賀にはさらに高い船もあります。また、乗り場によっても追加料金がかかることがあります。ご親族の集まりやすさとの兼ね合いになりますが、日程に余裕があるなら、平日を選ぶだけで費用をおさえられます。

3. キャンセル料は、1か月以上前からかかります

これは、申し込む前にぜひ知っておいてほしい点です。公式サイトのご利用規約では、キャンセル料は次のように決められていました。

解約の時期キャンセル料
予約が成立してから乗船31日前まで料金の10%
30日前から8日前まで料金の20%
7日前から4日前まで料金の30%
3日前から2日前まで料金の50%
前日料金の80%
当日料金の100%

※料金には、飲食やオプションを含めた総額が対象になります。

予約は、契約書を出してから7日以内に料金の30%以上を手付金として払った時点で成立します。予約が成立した直後から、10%のキャンセル料がかかるということです。

また、悪天候が心配でこちらから取りやめる場合も、キャンセル料はかかると書かれています。一方で、風や波が強く、会社が「運航できない」と判断した場合は、延期するか、支払った料金の全部または一部が返されます。小さな船は、雨の日なら無料で日程を変えられるとFAQにありました。

親族の予定がまだ固まっていないときは、無料で船を1週間おさえられる「仮予約」の仕組みもあるので、まずはそちらを使って、家族で日程を相談するのがいいと思います。母のときも、親族の予定を合わせるだけでずいぶん手間取ったので、この1週間はありがたい仕組みだと感じました。

4. 合同乗船散骨は月1回・基本は1組2名までです

合同乗船散骨は、東京も横浜も月1回の開催です。四十九日などの節目に合わせたい方は、日程が合うかを早めに確認しておくと安心です。

また、同じページの中に「2組から催行」という書き方と、「人数が少なくても船を変えて毎月必ず出航」という書き方の両方がありました。申し込むときに、出航の条件を念のため確かめておくといいと思います。

5. 船の設備は、船ごとに違います

トイレは、ほとんどの船に付いていますが、付いていない船もあるとFAQに書かれています。車いすで乗れるかどうかも、船によって変わるそうです。

ひとつ看護師として好印象だったのは、問い合わせフォームに「足の悪い方の乗船予定はありますか」という欄があることでした。答えによって、すすめる乗り場が変わると書かれています。高齢のご親族が参列する場面を、最初から想定してくれているんですね。

船酔いが心配な方には、前もって市販の酔い止めを飲むことや、よく眠って軽く食事をしておくことをすすめていました。これは看護師の目から見ても、いちばん基本で、いちばん効く対策です。

シーセレモニーはどんな方に合うか、合わないか

ここまでの検証を、経験者の目線で整理してみます。

こんな方には合うと思います。

  • 6名から8名くらいの家族だけで、船を貸し切ってゆっくり見送りたい方
  • 東京・横浜で、乗り場や船を選びたい方
  • 献花や写真、散骨証明書まで含まれた形で、当日を安心して任せたい方
  • ハワイなど海外の海への散骨も視野に入れたい方
  • 港区のショールームで、顔を合わせて相談したい方

こんな方には合わないかもしれません。

  • 代理散骨や合同散骨で、費用をできるだけ抑えたい方(もっと安い業者もあります)
  • 大人数で乗り合いの合同散骨をしたい方(3人目から1名11,000円の追加がかかります)
  • まだ日程が固まっておらず、キャンセル料が気になる方(まずは仮予約がおすすめです)

ほかの業者もまとめて見比べたい方は、海洋散骨業者の比較記事【2026年版】で主要な業者を整理しているので、あわせて見てみてくださいね。

口コミ・評判は、最後は自分の感覚で確かめるのが確実です

ここまで公式情報をもとに検証してきましたが、最後にひとつ、経験者としての本音をお伝えさせてください。

ネットの口コミや評判は、参考にはなるけれど、決め手にはしないほうがいいと私は思っています。散骨の受け止め方はご家族ごとに本当に違いますし、対応してくれる担当者や時期によっても、感じ方は変わるからです。

母のときに業者を選んだ理由をふり返ると、家から近いことや、母が希望していた海に近いことに加えて、担当の方の対応がていねいで、母の意志を大切にしてくださったことが大きかったと思います。会社の姿勢は、資料よりも、そういう小さなやりとりにいちばん正直に出ます。

シーセレモニーの場合は、パンフレットを無料でダウンロードできるほか、電話やLINE、港区のショールームでも相談できます。資料を見て、気になることを一度聞いてみる。それだけでも、実際の雰囲気はかなり見えてきます。急ぐ必要はまったくないので、ほかの業者とも見比べながら、納得できるまで確かめてみてください。

まとめ:少人数の貸し切りなら、まず資料を取り寄せたい業者です

最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 自社クルーザーが多く、6名乗りの船なら貸し切りでも粉骨込み198,000円(東京・平日)から見送れます
  • 料金に含まれるものが具体的に書かれていて、Googleの口コミの評価も4.8と高めです
  • 乗船するプランは粉骨費用33,000円が別、土日祝は船ごとに追加料金があります(東京・横浜で33,000円〜66,000円ほど)
  • キャンセル料は、予約が成立した直後から10%かかります。日程が固まるまでは、無料の仮予約を使うのが安心です
  • 代理散骨や合同散骨の安さを重視するなら、ほかの業者も見比べてみてください

私自身の利用体験ではない分、事実の確認にはこだわって書きました。それでも、資料や電話でのやりとりから受け取れるものは、この記事では代わりにお伝えしきれません。気になった方は、まず資料から、ゆっくり確かめてみてくださいね。

パンフレットは無料でダウンロードでき、郵送もWebフォームから頼めます

シーセレモニー公式サイトで資料請求する→ PR

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